東ヨーロッパに位置する共和制国家。東側は黒海に面している。首都はブカレスト。中世の街並みが現在も残っている。ドラキュラのモデルになった人物が実在したとされ、古城や町中でドラキュラツアーを楽しむことが出来る。
通貨はLeu românesc(ルーマニア・レウ)。補助通貨はban（バン）。略称は RON。
・パスポート残存期間
出国時3カ月以上。（できれば入国時6カ月以上が望ましい。）
・ビザの種類
180日間の中の90日以内の場合、観光目的であればビザ不要。
1現地通貨＝円 (2024/04/28時点)
500mlのミネラルウォーターが1.5レイ（円）、タクシー初乗り料金が2レイ（円）、パンは1斤6レイ（円）。外食は安いところだと一食あたり約17~30レイ（円~円）になる。
ルーマニアはヨーロッパの中でも物価が安く、ホステルのドミトリーで宿泊する場合には食費や観光地の入場料も含め3,000円を切る金額で滞在可能。
公用語はルーマニア語。
日本との時差は-7時間。
サマータイムは-6時間。
SIMを購入できる通信会社はVodafone,Orange。
プラグのタイプはC型。まれにSE型の場所もある。
電圧は230V、周波数は50Hz。
ルーマニアは北海道とほぼ同じ緯度にある。大陸性気候に分類され、山岳部と平野部で気温が大きく異なる。
日本と同様に四季がある。真夏は気温が30度を超える日もあるが湿度が低いので日差しが当たらない場所は涼しい。
冬場は寒さが厳しく、山岳部では雪が見られる。
キリスト教正教会の一派ルーマニア正教会が8割を占める。その他プロテスタント、カトリック、イスラム教などが存在する。
イースター
ルーマニアではルーマニア正教が国教となっており、羊をシンボルとしたイースターが行われる。開催日程は毎年4月。
各家庭でルーマニアワインや「ツイカ」と呼ばれる蒸留酒、羊の肉などが食べられる。
熊踊り
毎年クリスマスから新年にかけてルーマニアの各地で行われる祭り。
悪霊を追い払い新年を迎えるという意味合いがあり、参加者は熊の衣装を纏い踊りながら町中を行進する。
ブカレストにあるアンリ・コアンダ国際空港から中心地まではバスもしくはタクシーでアクセスできる。
バス
空港から中心地まで24時間路線バスが運行している。運行間隔は昼間が15分～30分、夜間は1時間に1本。
およそ30分から40分で中心地に到着する。
料金は9レイ（円）。
タクシー
中心地までは20分程で着く。料金は30レイ（円）。
ルーマニアではぼったくりタクシーが多く、女性観光客が暴行される事件も起きているので利用の際には細心の注意が必要。
住所：8th Floor, America House East Wing, Sos. Nicolae Titulescu, Nr.4-8, Sector 1, Bucharest 011141, Romania
電話：（40-21）319-1890
FAX：（40-21）319-1895
治安
首都のブカレストや黒海沿岸のリゾート地ではスリや置き引きが多発している。
また、偽物の警察官が持ち物チェックをする際に金銭を盗ったり、電車内や町中で睡眠薬が入ったコーヒーやお菓子などを用いた睡眠薬強盗も問題になっている。
街中には野良犬が多く、噛まれることによる狂犬病や出血死といった事故も起こっている。特に夜間になると凶暴化する犬もいるので出歩く際には注意が必要。