ハイチは正式名称ハイチ共和国という。カリブ海の島国。中央アメリカのドミニカ共和国と国境を接している。
世界初の黒人による共和制国家である。1804年にラテンアメリカ初となる独立をフランスから果たした。
通貨はGourde(グールド)。補助通貨はcentimes(サンチーム)。略称は HTG。
1912年からしばらくは5グールド=1米ドルという固定レートだった。そのためハイチ・ドルという名称があった。
・パスポート残存期間
入国時に6カ月以上。
・ビザの種類
観光目的の旅で90日以内滞在なら不要。ただしハイチから出国するための予約済み航空券を所持していなければならない。
日本からハイチへの主な渡航手段は米国又はカナダでの経由になる。それらの国は経由であっても有効なビザもしくはESTA、eTAへの事前登録が必要となる。
1現地通貨=円 (2023/06/10時点)
500mlのミネラルウォーターが20グールド(円)、タプタプというタクシーが1回の乗車で15グールド(円)。外食は安いところだと一食あたり約100グールド(円)になる。
公用語はハイチ語とフランス語。
日本との時差は-14時間。
サマータイムは-13時間。
SIMを購入できる通信会社はDigicel Haiti,Natcom。
プラグのタイプはA、Bタイプ。
電圧は110V、60Hz。
気候区分は熱帯海洋性気候。
一年を通して蒸し暑い気候が続く。気温が19度を下回ることはほとんどない。
国民の約95%がキリスト教。カトリックが国教となっている。その他にプロテスタントと正教も認められている。
魂の浄化(カタルシス)
キリスト教の祝日であるマルディ・グラの前に行われるカーニバル。カラフルな衣装をまとった人たちパレードを行う。
ポルトープランス国際空港から市内中心部までは0.56km。
タクシーでアクセス可能。料金は100グールド(円)。
20米ドル(円)という情報もあり、車によって料金は異なる。ぼったくりタクシーにも注意が必要。
治安について
ハイチは中南米の国々の中でも最貧国といわれている。2010年にマグニチュード7.0の「ハイチ地震」以降、復興作業は進まず国全体が混乱状態だった。
震災の混乱は落ち着いたものの、貧困の問題が大きく、銃が容易に手に入るため重大な強盗犯罪などの危険性がある。
また、人物の写真を撮ることを好ましくないと考える人が多い為、カメラを使用する際には十分に注意が必要。