ポルトガル共和国は、南ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制国家。首都はリスボン。
北側と東側がスペインに接しており、西側と南側は大西洋に面している。 ヨーロッパ大陸以外にも、大西洋上にアソーレス諸島とマデイラ諸島を領有している。
ポルトガルはユーラシア大陸最西端の国家である。 歴史上ヨーロッパで1番最初に海路で中国や日本など東アジアとの接触を持った事でも知られている。
通貨はEURO(ユーロ)。補助通貨はCENT(セント)。略称はEUR。
・パスポート残存期間
ポルトガル出国時に3ヵ月以上の有効残存期間と査証欄の空白ページ(2ページ以上)が必要。 また、ポルトガル入国の際には往復予約済の航空券が必要。
・ビザの種類
あらゆる180日間の期間内で90日以内で観光、業務(国際会議・会議、添乗)目的の滞在はビザ不要。 シェンゲン協定加盟国を経由して入国する場合は、ポルトガルでの入国審査は不要。
シェンゲン協定実施国は、アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク。 日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国審査を受ける。
1ユーロ=円 (2023/12/10時点)
ミネラルウォーターは0.5ユーロ(円)、地下鉄が1.5ユーロ(円)、パンは1ユーロ(円)。外食をすると一食あたり10~40ユーロ(円~円)
公用語はポルトガル語である。
日本との時差は-9時間。
SIMを購入できる通信会社はVodafone、NOS、Meoが大手キャリアとして有名。 また格安SIMとしてLycamobileも名前が知られている。 空港でも市内でもパスポートがあればSIMの購入は簡単にできる。 ただし、空港の方が外国人価格のため、市内の携帯電話ショップでの購入がおすすめ。
日本からWi-Fiレンタルをして渡航をする事も可能。
プラグのタイプはCタイプ。 ポルトガルの電圧は230ボルト、周波数は50ヘルツ。
1年を通して温暖な気候だが、昼間は暑くても朝晩は冷えることが多い。 一般的に6月から9月までが乾期。 秋から春にかけては雨が多く、1日のうちでも晴れたり雨が降ったりと不安定な天気が続く。 特に北部は雨量が多い。
ローマ・カトリックが国民の97%を占める。
アゲダグエダ美術祭 (傘の道)
ポルトガルで毎年7月に開催されている、数百もの傘を使って色鮮やかなアートを創りだす祭り。 カラフルな傘がストリートの空を埋め尽くし、幻想的な雰囲気を楽しむことができる。 2012年から毎年ポルトガルで開催されており、今では世界中から大勢の観光客が押し寄せている。
タブレイロスの祭り
800年以上の歴史がある大規模で伝統的な祭り。 4年に1度しか開催されない。 地元トマールの郷土菓子を販売する屋台やコンサート、闘牛、夜は打ち上げ花火など様々な催し物が行われる。 祭りのメインは白い伝統衣装をまとった500人の女性達が、自分の背丈以上もあるタブレイロと言われるお盆を頭にのせて街を練り歩く壮大なパレード。
リスボン国際空港から市内までは空港バス、地下鉄、タクシーがある。
空港バスは20分間隔で出ており、リスボン市内ロシオ駅やマルケス・デ・ポンバル広場駅、カイス・ド・ソドレ駅まで行くことができる。 所要時間は空港から30~40分程度。 料金は4ユーロ(円)。
地下鉄はVermelha線が最大6分おきに出発している。 地下鉄は料金も安く本数も多くて便利だが、終点がSão Sebastião駅で、Rossio駅やRestauradores駅へは乗り換えが必要となるので注意。 料金は1.4ユーロ(円)。
空港から市内へのタクシーは10ユーロ(円)ほどで利用可能。
住所:Av. da Liberdade 245, 1250-096 Lisboa
電話:+351 21 311 0560
リスボン
ポルト