モロッコ王国は、北アフリカ北西部のマグリブに位置する立憲君主制国家。 東にアルジェリアと、南に西サハラ(サハラ・アラブ民主共和国)と、北にスペインの飛地(セウタとメリリャ)に接し、西は大西洋に、北は地中海に面している。首都はラバト。 南に接する西サハラはスペインが放棄後、モロッコと現地住民による(亡命)政府であるサハラ・アラブ民主共和国が領有権を主張している。 モロッコは西サハラの約7割を実効支配しているが、国際的には認められていない。
通貨はMoroccan dirham(モロッコ・ディルハム)。補助通貨はsantim(サンチーム)。略称はMAD。
・パスポート残存期間
入国時3ヶ月以上。
・ビザの種類
90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
1ディルハム=円 (2024/09/13時点)
物価は安く、ミネラルウォーターが4ディルハム(円)、パンは6~10ディルハム(~円)。外食をするとローカルレストランで一食あたり30~80ディルハム(円~円)
アラビア語とベルベル語が公用語。 国民の大半は学校教育で正則アラビア語を学習しつつも日常生活ではモロッコ特有のアラビア語モロッコ方言を話しているため、他のアラビア語圏の住人とは意思の疎通が困難である。 また、かつてフランスの保護領であったためフランス語が第二言語として教えられ、政府、教育、メディア、ビジネスなどで幅広く使われ、全世代に通用するなど準公用語的地位となっている。 一方、北部モロッコではスペインの影響が強く、スペイン語もよく通じる。 公文書は基本的にアラビア語、一部の書類はフランス語でも書かれる。商品や案内表記等はアラビア語とフランス語の併記となっていることが多い。 山岳地帯では、タマジグトと総称されるベルベル語が話されている。
日本との時差は-8時間。
モロッコで購入できるsimカードは、Maroc Telecom、Orange Telecom、INWIの3つ。 最もカバーエリアの広いMaroc Telecomがオススメ。 データ通信については3社とも基本的に同料金で、異なるのは音声通話の部分。 価格は、INWIが最も安いが、Maroc Telecomが最も繋がりやすい。
プラグのタイプはC、SEタイプ モロッコの電圧は100/220ボルト、周波数は50ヘルツ。
四季があり、比較的寒暖差も大きいのが特徴。 気候の穏やかな春(3~5月頃)と秋(9~11月)が旅行シーズン。 1年を通して見ると、モロッコにも四季の変化が見られる。 春には花が咲き乱れ、夏には熱い太陽が照りつけ、秋にはナツメヤシなどのフルーツが採れる。そして冬には山地で雪さえ見ることができる。
1961年にイスラム教が国教となっており、イスラム教スンニ派が99%を占める。キリスト教とユダヤ教も禁止されてはいない。
羊犠牲祭
別名イードアル=アドーハー。 メッカ巡礼の最終日の祝いと巡礼に参加していないムスリムも動物を1匹生贄として捧げ、この日を祝う。
バラ祭り
薔薇の収穫をお祝いする祭り。バラの栽培が盛んになったのは巡礼者がメッカからこの地にバラの花を持ち帰ったことによるといわれている。ミス・ローズを載せた山車などのパレードが、民族音楽の合間に甘い香りを漂わせながらやってくる。
バスもしくはタクシーがある。 モロッコのタクシーは空港から市内までの料金は固定で1台70ディルハム(円)と決まっている。 早朝や深夜着だとバスが走っていないので、移動手段はタクシー一択となる。 所用時間は10~15分。
市内中心地のフナ広場行きのバスは、空港を出てすぐの駐車場の「19番」のバスに乗車する。 所要時間30分。 料金は30ディルハム(円)。
住所:Avenue Ahmed Balafrej, Rabat
電話:+212 5376-31785
シャウエン
フェズ
アイト・ベン・ハドゥの集落
マラケシュ旧市街
サハラ砂漠
ヴォルビリスの古代遺跡
エッサウィラ
トドラ渓谷
シャウエンの青の町
サハラ砂漠