壮大な自然と多種多様な民族で成り立つ国。
首都はアディズアベバ。
その他、岩窟教会群のあるラリベラ、エチオピア帝国時代の首都ゴンダール、キリスト教を国教として初めて受入れた文明の発祥地であるアクスムなどがある。
通貨はbull(ブル)。 1ブルあたり、約円。補助通貨が存在し、サンティーム (santim) という。1ブル=100サンティーム。略称はETB。現地アムハラ語表記は「ብር」。
ビザが必要。観光目的の場合、申請に応じ1ヵ月間有効のシングル・観光ビザ、または3ヵ月間有効のマルティプル・観光ビザが発行される。 最低6ヵ月のパスポート残存有効期間が必要。 ビザは入国時に空港でも取得(US$50)できるが、深夜に着く便の場合、イミグレーションのビザセクションが閉まっていることもあるので日本で取得していくほうがよい。
1ブル=円(2024/09/13時点)
物価は比較的安く、ミネラルウォーターが6ブル(約円)、公共交通機関は2ブル(約円)から、露店やローカル食堂で外食をしても一人当たり大体50ブル(約円)から。
タクシーは交渉制で、スタートが100〜200ブル(約〜円)が相場。
アムハラ語。エチオピアでは州ごとに公用語が定められている為、多くの言語が存在する。
日本との時差は−6時間。国内における時差やサマータイムなし。
首都アディスアベバに限らず、様々な場所や施設でフリーWi-Fiが飛んでいるが、接続状況は悪い。基本的にはパスワードが必要な場合が多い為、施設の人に聞くなどしてください。 SIMカードは、様々なキャリアがある。1番接続状況が良いとされているのが、ethio telecom。空港を始め、街中の店舗でもSIM購入が可能。
電圧とプラグは、50hzの220V。 プラグは2タイプありCタイプとBFタイプがある。
乾季が10~3月、大雨季が6~9月、小雨季が3~5月。 国内で標高差がある為、気温差は激しい。
キリスト教が62.8%と最も多く、続いてイスラームが33.9%、アニミズムが2.6%である。 キリスト教では大多数がエチオピア正教会の信徒だが、資料によっては、ムスリムの方が、エチオピア正教会の信徒よりも多いとするものもある。
フェスティバルやお祭りは、年中通して多くある。 エチオピア最大のお祭りは『マスカル祭』。宗教的また文化的意味を持つこのお祭りは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。 そのほか、新年を祝う『エンコタタシ』、キリストの洗礼を祝う『ティムカット』などがある。
主食であるインジェラは、世界の旅人から『世界で一番まずい料理』と呼ばれている。エチオピア料理は、酸味の強いものが多い。日本人の口には少し合わないのかもしれない。アフリカ唯一の独立国家であったエチオピアは、料理も独特な進化を遂げていった。